福岡歯科大学歯科理工学講座
福岡歯科大学歯科補綴学第I講座
1993 年 12 巻 2 号 p. 211-214
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
光重合型リライニング材の操作条件(光照射時間, 混和からの経過時間)が, 溶出モノマー量におよぼす影響について検討した.溶出モノマーの種類と量は高速液体クロマトグラフィーで分析を行った.溶出モノマー量は光照射時間の延長とともに減少した.粉液混和後から光照射までの経過時間が長くなると溶出モノマー量は増加した.本研究の結果から, 光重合型リライニング材の残留モノマー軽減には, 迅速な操作と十分な光照射が必要不可欠であるとの示唆が得られた.
日本歯科理工学会誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら