人間工学
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原著
音声ATMにおけるテンキーを用いた振込操作方法の評価
豊田 航高桑 智史比企 直樹鈴木 邦和赤津 裕子細野 直恒大倉 元宏
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2017 年 53 巻 3 号 p. 65-74

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抄録

視覚障がい者から音声ATMによる振込取引が望まれている.本研究では,音声ATMのテンキーによる振込取引の手続きにおいて特に操作困難な振込先金融機関の指定に着目し,ユーザビリティが高い振込操作方法を明らかにすることを目的とした.振込取引を金融機関の種別選択,頭3文字の名称入力,5候補からの最終選択の3つの操作段階に分け,これらにトグル入力,十字入力,番号入力の3つの操作方法を一定の規則に従って割り当てた操作パターン4条件を実験条件とした.視覚遮断した晴眼者20人と視覚障がい者9人に対して,振込シミュレーターを用いて操作パターン4条件を操作させる実験を行った.その結果,晴眼者と視覚障がい者のいずれにおいても,種別選択と最終選択では十字入力,名称入力ではトグル入力が,最もユーザビリティが高いことが明らかとなった.

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© 2017 一般社団法人 日本人間工学会
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