人間工学
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リサーチ・イシュー
ポスト・コロナ時代におけるテレワーク研究の展望
-人間工学が対処すべきリサーチ・イシュー-
酒井 一輝榎原 毅
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2023 年 59 巻 6 号 p. 244-250

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抄録

新型コロナウイルス感染症の流行により急速にテレワークが拡大したことで,テレワークに関する研究も急増した.ポスト・コロナ時代のテレワークには感染対策としての意味合いが薄くなったことに加え,テレワークとオフィス勤務の両方を行うハイブリッドワークなどの働き方が浸透し,テレワークの形態も更に発展していくことが考えられる.そこで本稿では,テレワークに関する研究動向を調査し,身体的,認知的,組織的な3側面から人間工学課題をリサーチ・イシューとして整理した.それらリサーチ・イシューは,ポスト・コロナ時代の新たなテレワークに対応するために,システム視点で対処すべき人間工学課題を示すものである.

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© 一般社団法人 日本人間工学会
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