人間工学
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2D05 移動7
模擬自動運転下のドライバ覚醒維持に向けて
鎌倉 快之大須賀 美恵子
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2025 年 61 巻 Supplement 号 p. 2D05-03

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抄録

自動運転化技術が急速に進んでいるが,完全自動運転化の普及にはまだ時間がかかる.当面はドライバによる自動運転の監視が必要である.そのため,覚醒の状態や集中の度合いなどを推定するドライバモニタリング技術,覚醒や集中を維持するためのシステムが求められている.本研究では,模擬自動運転下の実験参加者の覚醒低下時に,香りや音楽による刺激を与え,生理指標や瞬目波形の変化からその覚醒維持の効果について検討した.

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© 2025 一般社団法人 日本人間工学会
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