移動エントロピーを用いた身体連携ネットワーク分析における動作の定量評価

抄録

画像認識のAI技術によって動作解析は導入が容易になり、運動指導やリハビリなど広く活用が期待される。しかし、認識した身体座標データの解釈に専門知識を要し、特に定量評価が課題である。本発表では、部位間の移動エントロピーによる連携の推定をもとに，身体全体の連携のネットワーク分析によって動作の特徴を定量化する手法を提案し、提案手法を適用したプロトシステムと野球選手のフォームを評価した結果について報告する。