人間工学
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3F01 移動12
慣性センサ装着杖を用いた活動量推定手法の精度向上
佐々木 優菜村上 やよい藤本 隆山邉 郷介森藤 達雄和田 親宗
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2025 年 61 巻 Supplement 号 p. 3F01-02

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抄録

我々は,杖に慣性センサを取り付けた杖型計測装置により,高齢者の活動量を推定しようと試みている.20名の高齢被験者を対象に,慣性センサデータから機械学習手法により活動量を推定し,市販の活動量計と比較したところ,推定精度の低い場合があった.その問題解決のために,ファインチューニングの導入や, 杖の使い方等で被験者を分類したところ,一部で推定精度の向上が見られた.このことから,杖の使用法等を考慮した上で,被験者数を増やし,さらなる精度向上を図っていく.

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© 2025 一般社団法人 日本人間工学会
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