列車運転のマン・マシン・シミュレーション
1976 年 12 巻 6 号 p. 221-226
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1976 年 12 巻 6 号 p. 221-226
平常的におをる列車運転作業が, 比較的シーケンシャルな制御動作であることに着目し, 運転台で行う運転士の各種動作について時間を軸としたシミュレーションを行った. このシミュレーションを通じて, 運転中の動作に関する定量的尺度 (安定性, 感度係数) を求め, これを運転台設計の評価基準とする可能性について論じた.
われわれは, この手法を国電・山手線に適用し, 一応の結果を得た. この手法にもとづいて, 運転台の評価だけでなく, 運転状態や線路, 信号等の環境条件の評価を総合的に行うことが可能となると考えられる.
