国学院大学体育研究室
1979 年 15 巻 5 号 p. 259-263
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この実験の目的は, 左右手の筋力発現調節状態をいろいろな条件の下で検討するものである. その調節状態を知る指標として, 正確性として偏差を, 速応性としてむだ時間と時定数を, 安定性にはオーバシュート率を用いた.その結果以下のことを得た.1) 正確性では, 0.3Hzの運動リズムが最適調節状態を示した. そして左右同時調節がよい成績を示した.2) 速応性では, 左右差はみられなかった.3) 安定性では0.15Hzの運動リズムが安定なよい調節状態を示した. そして右手がよい成績を示した.
日本人間工学会大会講演集
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