抄録
当施設において新規購入された人工心肺装置に対して,手台・スイッチカバー・脱血量調整器を取り付け,操作性の向上を図った。そして,患者モニタの改良や自動記録システムの導入により,体外循環中の患老情報の確認・記録が容易になった。また,人工心肺本体のみならず,その使用環境にも注目し,余剰麻酔ガス排出装置や電流監視装置の設置により作業環境の改善を図った。その結果,長時間の体外循環や微妙な流量調節が可能になり,患者モニタの視認性が向上した。そして,作業環境においても,余剰麻酔ガス濃度は満足する結果となった。電流監視装置の設置により,ブレーカ切れを未然に防ぐことができた。