体外循環技術
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開心術における連続心拍出量測定装置の使用経験
安田 剛山崎 隆文佐々木 優二小山 貴史皆川 宗輝外山 雅章田辺 大明尾崎 重之河瀬 勇
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1995 年 21 巻 1 号 p. 93-95

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抄録
動脈カテーテルによる心拍出量の測定は,循環管理に非常に重要なものとなっている。今回我々は,心拍出量を連続的および間漱的に測定できるBaxter社製スワンガンツCCOサーモダイリューションカテーテル,および専用連続心拍出量測定装置を使用する機会を得,開心術40例に対して本システムの信頼性について検討を行った。麻酔導入直後,人工心肺離脱直後は血行動態の変動,不安定な血液温度がある程度認められる時点だったため若干のバラツキがみられたが,その他は良好な結果が得られた。本装置は過去数分間の心拍出量をもと平均値として表示されるため,血行動態の変動中には数分の遅れを伴うが,従来の心拍出量測定装置との相関は良好であるとともに,時間の経過によるドリフトがなく定期的な校正を必要としないため操作も簡便であり,連続モニターとして有用性は高いと思われる。
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© 日本体外循環技術医学会
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