体外循環技術
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慢性腎不全患者の体外循環施行時,血液濾過法(HF)を施行した症例の検討
坂本 亮輔瀬古 博之奥田 重之中西 理恵子水元 亨
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2005 年 32 巻 2 号 p. 248-250

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抄録
【要旨】当センターでは維持透析患者の体外循環施行時における血液浄化法として,人員,装置の簡素化を考慮し血液濾過法(HF)を施行している。2003年4月から2004年3月までに維持透析患者で人工心肺を用いた4症例を対象とし,HFの効果および問題点について検討した。HFの灌流方法は遠心ポンプ出口より送血圧を利用しハードシェル静脈リザーバーにもどし,置換液をリザーバー内に滴下するシステムとした。置換液はサブラッドBD液,生理食塩水を使用し-100~-400mmHgの陰圧下にてHFを施行した。置換量12,000~15,000mL以上でBUN,Cre値は前日透析時とほぼ同レベルの値を示し,以降の置換量増加によるデータの大きな変化は見られなかった。高カリウム血症に対しては生理食塩水を置換液とし対応した。有効総置換量を把握することが,体外循環時間に左右されない効果的なHFを施行できる指標となるのではないかと考えられた。HFは装置も簡素化し簡便なシステムとして有効な方法の一つと考えられる。
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© 日本体外循環技術医学会
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