抄録
【要旨】当院では,我々臨床工学技士が以前より心臓血管外科,循環器内科などの物品を管理している。そこで今回,新しい物流オーダーリングシステム(OS)を導入する際,物流管理課とともに実用試験を行い,システムの問題点の改善や機能向上のためにシステムの構築を行った。実用試験期間は2004年2月から5月までの4ヶ月間行い,管理物品は314品目を対象とした。そこで以前のFAXを用いたオーダーリングと新しく導入した院内LANを用いたオーダーリング(EOS)の実用試験を行い,作業時間,作業効率,データの収集,検索作業,コストダウンなどの項目による比較,検討を行った。結果,作業時間,作業効率,データの収集,検索作業,コストダウンという点でEOSの方が有用であったが,緊急発注においては以前と方法は変わらなかった。しかし,EOSでは院内のOSが導入されている端末から作業ができることや,各部署ごとに使用される物品の区分がされていることから,作業が簡潔であり作業時間の短縮,コストダウンなど有益な成果が得られた。