教育心理学研究
原著
ソリューション・フォーカスト・ブリーフセラピーの質問の用い方のポイント
—熟練したセラピストへの面接調査による質的検討—
伊藤 拓
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65 巻 (2017) 1 号 p. 37-51

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抄録

 ソリューション・フォーカスト・ブリーフセラピー(SFBT)の4つの質問(すなわちミラクル・クエスチョン, 例外探しの質問, スケーリング・クエスチョン, コーピング・クエスチョン)は解決構築のために効果的だと考えられているが, 失敗例が報告されている。SFBTの創始者達により, それらの質問を用いる指針が示されているが, その指針が十分でないことを創始者の1人は示唆している。本研究では, SFBTの熟練セラピストが留意するそれらの質問を用いる際のポイントを調べ, 創始者達や先行研究によって指摘されていないポイントを見出すことを目的とした。SFBTに熟練していると考えられる10名の日本人セラピストへの面接調査で収集したデータを修正版グラウンデッド・セオリーアプローチで分析した。その結果, ミラクル・クエスチョンや例外探しの質問前に, クライエントの問題の話を十分に聴くこと, 例外探しの質問の際に, 問題が存在することをセラピストが否定したとクライエントに思われないようにすることなどが見出された。最後に, 本研究で新たに示されたポイントを, 4つの質問に共通するポイントと個別の質問に特化したポイントに分けて論じた。

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    2017年度の公開シンポジウムは12月3日(日)13:00から東京大学経済学部第1教室で開催いたします。
    詳細は以下URLの専用ページをご覧ください。
    https://www.edupsych.jp/open-symposium2017/

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第60回総会は,以下の日程で開催します。
開催日 : 2018年9月15日(土)~17日(月・祝)
担当校 : 慶応義塾大学
場 所 : 慶応義塾大学日吉キャンパス(独立館)

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