日本消化器外科学会雑誌
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特別報告
1例1例がcase report
亀山 仁史若井 俊文
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2020 年 53 巻 8 号 p. 681-686

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抄録

まれな疾患であればなおのこと,定型的な症例であっても何らかの“気づき”が認められる.私が心がけている手術記録のポイントを以下に記載する.(1)手術記録は当日に完成させる.(2)Word入力するとコピー&ペーストを多用しがちになるため,可能なかぎり手書きとする.(3)公式文書であることを意識して記載する.(4)時間短縮を考慮し,下書き(下描き)は行わずに直接記載している(そのためには描き始める前のイメージトレーニングが極めて重要).(5)術前画像と術中所見の整合性が理解できるような手術記録を作成する.(6)手術記録完成時は,疾患に対する理解が最も高い状況であり,症例報告などとして迅速に報告することを意識する.手術記録は綺麗に仕上げることが目的ではないが,公式文書である以上,他人が閲覧することを意識する必要がある.手術記録の作成は術前のシミュレーションから始まっている.

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