福井医科大学耳鼻咽喉科学教室
1992 年 18 巻 2 号 p. 75-78
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1979年 Ariyan によって発表された大胸筋皮弁の生着率を向上させる目的で, 過去の大胸筋皮弁症例35例について採取部位・再建サイズなどの観点で生着率を検討した。また, 屍体5例10側の前胸部局所解剖を行い栄養軸血管である胸肩峰動脈の走行を検討した。その結果, 原法よりも乳頭を中心とした皮弁採取が望ましいことが分かった。さらに, 臨床応用として, 採取皮弁の下端に半円状の横切開を加え, 血管走行を追う手技を考案した。
頭頸部癌
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