国際医療福祉大学病院放射線医学講座
2020 年 47 巻 3 号 p. 113-122
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検査者によって異なるマニュアルSTC/TGCへの考え方,調整法による違いが,再現性のある診断や重症度評価を妨げている可能性がある.エビデンスとして明確ではないものの,日常的に行われている調整法をいくつか紹介し,その問題点を論じる.通常Bモード画像の成り立ちと,パラメータの役割を再確認した上で,STC/TGCの意義を改めて提起したい.Bモード画像の標準化の実現に向けて避けては通れない問題であり,今後議論を深めるよい機会となることを期待する.
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