鹿児島大学医学部保健学科
2012 年 4 巻 1 号 p. 38-42
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小児がんに用いられる治療は、子どもの正常な発育や発達を損なう可能性があり、時には深刻な晩期障害を合併する例も少なくない。長期生存に伴い、健康管理を継続していくことの重要性が指摘されており、子どもへの説明を十分に行いながら、親主導の療養から子ども自身のセルフケアへの移行をスムーズに行い、子どもの病気に対する対処能力を高めていく必要がある。本稿では、わが国における小児がんの子どもへの病名病状説明に関する文献的概観について報告する。
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