日本鳥学会誌
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集約農業地域におけるイエスズメの食性
サニ H.K.デンドゥサ M.S.
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1991 年 39 巻 3 号 p. 93-100

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抄録
イエスズメ(Passer domesticus)の食性は,インド•ルドゥヒアナ地方で1988年8月から1989年7月までの間,消化管内容物の重量分析によって調査された.穀類が主要な食物で全体の83.6%を占め,雑草の種子と動物質は6.2%と4.3%にすぎなかった.食物ニッチェ幅のシャノンーウイナー指数とレビン指数はそれぞれ0.75と3.90になった.各食物の重量パーセントは消化管内の出現頻度と有意な正の相関があった(r=0.67,n=16,P<0.005).キビは8月から11月に最も多かったのに対して,イネとトウモロコシは3ケ月だけ記録された,コムギは1月から7月に優位であった.雑草の種子は9,1,2月を除いた他の月に食べられていた,卵殻片は6月を除いて一年中記録されたが,昆虫類は3ヶ月(6,8,12月)のみみられたにすぎない.砂粒は一年中記録され,消化管内容物の4~43%を占めていた(年平均21%).食物ニッチェ幅の二つの指数の変動によって示されたように,イエスズメの食物は3~6月,8月と11月に他の月よりも多様であった.
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