抄録
層状リン酸ジルコニウムのソフト化学特性とシリル化について検討した。アルキルモノアミンのインターカレーション特性はアルキル鎖中の炭素数が1から9までのアミンを用いて行った。インターカレーション処理により、アルキル鎖中の炭素数が大きな分子ほど層状リン酸ジルコニウムの層間距離は増加した。このことから、層状リン酸ジルコニウムはアルキルモノアミンによりインターカレーションされ、層間の空間が拡大されることがわかった。この層間空間の拡大により、この空間にシリル化処理を施した。この処理により、層間のピラリングが行われ、比表面積がおよそ150∼220m2/g程度の多孔体が得られた。