日本鳥学会誌
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スリランカのセアカタイヨウチョウによる移入植物からの盗蜜
藤田 薫
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2000 年 49 巻 4 号 p. 185-187

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抄録
1998年12月26日,セアカタイヨウチョウ Nectarinia zeylonica が,スリランカ中央部にあるワスガムワ国立公園付近の庭で栽培されているカンナ Canna generalis とガーデニア Gardenia sp. (クチナシ属)から盗蜜しているのを観察した.セアカタイヨウチョウは体長約10cmであるため,10cmほどあるカンナの花冠の上から吸蜜しようとしても,嘴が花の奥まで届かない.ガーデニアは花が小さいため,セアカタイヨウチョウは花冠の上から吸蜜することが多かったが,時々盗蜜していた.どちらの花も,花のつけね付近の小さな穴から盗蜜されていた.これらの穴を開けたのがセアカタイヨウチョウか,付近にいたハチ類かは不明であった.
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