日本評価研究
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ミニ特集:評価倫理ガイドライン
日本の評価者が抱える倫理的な問題
「評価者倫理・スタンダード」策定に向けた質問紙調査の分析結果
服部 浩昌
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2013 年 13 巻 1 号 p. 19-31

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抄録

 本稿は、日本評価学会会員を対象とする自由回答(open-ended)の形式の質問を中心とする質問紙調査を自記式調査法によって実施した結果の報告である。日本評価学会の「評価者倫理・スタンダード策定分科会」では、「評価者倫理・スタンダード(仮称)」を策定する作業の一環として、「評価者倫理・スタンダード(仮称)」の内容および活用方法に関する検討のための基礎資料とする目的で、2009年6月から7月にかけて評価学会会員を対象に質問紙調査を実施した。調査で得られた自由回答の記述を、それぞれの記述に共通する内容や使われている用語をもとに整理したところ11項目にまとめられた。これらの項目は「評価者倫理・スタンダード(仮称)」の原案の作成に用いられた。「評価者倫理・スタンダード(仮称)」は、第42回日本評価学会理事会および第10回日本評価学会全国大会において「評価倫理ガイドライン」として承認された。本稿では、本調査の結果が「評価倫理ガイドライン」の7つの基本原則の内容にどのように反映されたかについて考察する。

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© 2013 日本評価学会
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