ホクト産業(株)きのこ総合研究所
2000 年 41 巻 2 号 論文ID: jjom.H11-79
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中国雲南省の黒トリュフの子のう果および子のう胞子の形態的特徴を検討した.子のう果は華山松に雲南松が混生するマツ純林から採取され,華山松の細根に外生菌根を形成していた.子のう果表面は不規則で平滑な多角形を示す.子のう胞子表面は先端がやや曲がり幅の広い基部をもつ長さ3-6(-7)μmのとげで覆われていた.とげの基部は数本ずつが脈絡し,部分的に多少の網目模様が見られる.日本産イボセイヨウショウロに似るが外殻皮や子のう胞子の形態が若干異なる.
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