北海道立総合研究機構林産試験場
北海道大学農学部
2019 年 60 巻 2 号 p. 43-48
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北海道におけるマツタケ発生地の特性を把握するために,マツタケの発生が見られるトドマツ人工林で本菌が作るシロ周辺の土壌環境を調査し,未発生林の土壌環境と比較した.その結果,マツタケが発生しない林地の土壌に比べて,シロ周辺ではpHおよび微生物量(cfu)の値が低い傾向が見られた.また,厳冬期には気温が−20℃を下回るものの,林床は積雪に覆われているため,土壌温度は0℃以上で維持されていた.
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