パーソナルコンピュータ利用技術学会論文誌
Online ISSN : 2433-7455
Print ISSN : 1881-7998
素材選択がロボティクスプログラミングに及ぼす効果についての一考察
-芸術系学生を対象とした実習において-
辻合 秀一
著者情報
ジャーナル フリー

2012 年 6 巻 1 号 p. 45-49

詳細
抄録
芸術系の学生にとって今やパーソナルコンピュータを用いて描画や造形をすることは珍しくないが,実用的なプログラミングは未だに一般的ではない。しかし,インタラクティブアート作品を,コンピュータで制御するためにはプログラミングの知識が必要である。そこで筆者は,所属する大学において『教育用レゴマインドストームNXT』を用いてプログラミング演習を行っている。『レゴマインドストーム』とは,レゴブロックでロボットを制作し,マイクロプロセッサーが組み込まれたインテリジェントブロック(NXT)でロボットの動きを制御するロボティクス実習のための教材である。演習では,学生1 人につき1つ作品を作ることを課題とし,プログラミング言語は,教材に付属するNXT-G 言語を用いた。そして,学生には『遊園地にあるアトラクション』という課題を与え,レゴマインドストーム以外に紙の素材も使ってよいことにした。このことからロボティクス初心者にとって,加工しやすい素材を加えることが,プログラミング上有益なのではないかと考えられる。
著者関連情報
© 2012 パーソナルコンピュータ利用技術学会
前の記事
feedback
Top