抄録
我々は,直観的な理解と動機付けを狙って,コンピュータの動作原理を習得するためのワークショップ型授業を開発した。本稿では,ワークショップ前の授業で用いる自習資料ろワークショップの設計を説明し,本授業の効果を評価した。本授業の学習目標は,専門用語を覚える言語情報と,コンピュータの動作を図示しながら説明する知的技能の2つである。指導方略としては,先に言語情報の学習目標を自習資料により,後に知的技能の学習目標をワークショップによりそれぞれ達成させる。評価に用いたアンケートでは受講者60名中58名からの回答があり,次の2つがわかった:(1) 58名中54名の受講者はワークショップを楽しいと回答したので,動機付けには成功したとと考えられる。(2) 自習資料による学習の理解がワークショップの知的技能の理解につながる。本事例を踏まえて2014年度秋に開講する科目で本格的に実施する。