日本公衆衛生看護学会誌
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研究
行政中堅保健師実践能力尺度の開発
~中小規模市町村における検討~
渡部 瑞穂荒木田 美香子
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2018 年 7 巻 2 号 p. 60-71

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抄録

目的:中堅保健師の実践能力向上を目指して中堅保健師実践能力尺度を開発し,中小規模市町村でその信頼性と妥当性を検証することを目的とした.

方法:自記式質問紙調査を実施した.中堅保健師実践能力に関する81の調査項目を作成し,全国の中小規模市町村816か所の保健衛生部門で働く保健師経験6~10年(前期中堅期)・11~20年(後期中堅期)各1名の保健師に行った.

結果:回収率は50.9%で,有効回答率は44.6%だった.尺度項目すべてに回答した593件を分析に用いた.回答に偏りのあった健康危機管理等に関する項目を除き75項目を因子分析し,【地区活動能力】【地域ケアコーディネーション能力】【後輩支援・育成能力】【事例対応能力】【行政能力】【業務管理能力】【計画的人材育成能力】【自己研鑽能力】の8因子62項目が得られた.尺度全体のCronbach’s α係数は0.96であった.

考察:行政中堅保健師実践能力尺度は,中小規模市町村では中堅保健師の実践能力を測定するものとして一定の信頼性,妥当性が確認された.

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