日本植物病理学会報
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オオムギ黄萎ウイルスのアブラムシ媒介特性
小島 誠新津 純一高橋 亘
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1987 年 53 巻 4 号 p. 544-548

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抄録
オオムギ黄萎ウイルスの1分離株(BYDV805)はムギクビレアブラムシで媒介されるが,トウモロコシアブラムシ,ムギミドリアブラムシではしない。本実験で新たにムギヒゲナガアブラムシ(Sitobion avenae)によっても永続的に媒介されることが明らかとなった。2種のアブラムシの媒介性を比較するため,単独接種による3時間毎の継続接種試験を行なったところ,ムギクビレアブラムシの方がムギヒゲナガアブラムシより媒介率が高かった。また,プロビット法による虫体内潜伏期間(LP50)を測定したところ,前者は後者よりLP50も短かく,20C, 24時間の獲得吸汁の場合,前者は28.24時間,後者は31.43時間であった。
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