日本植物病理学会報
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灰色かび病菌(Botrytis cinerea)より見出されたプラスミド様DNAについて
平塚 和之難波 成任山下 修一土居 養二
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1987 年 53 巻 5 号 p. 638-642

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抄録
野外で分離した灰色かび病菌(Botrytis cinerea) 15菌株についてプラスミド様核酸の探索を行ったところ,3菌株よりそのミトコンドリア分画からプラスミド様DNAが見出された。アガロースゲル電気泳動で,それらの大きさは2∼3kbであった。BCB2株より見出された2.4および2.1kbのバンドは比較的量が多く,電顕で線状分子として観察され,それぞれpBCB201, pBCB202と称した。アルカリアガロースゲル電気泳動ではpBCB201, pBCB202とも未変性下の約2倍の分子量を示し,末端部のヘアピン様構造が推定された。
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