横浜植物防疫所
1988 年 54 巻 4 号 p. 427-435
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鹿児島県沖永良部島のテッポウユリで茎葉が褐変し,茎腐れ症状を呈する病害が問題となっていた。本病は血清学的試験の結果,疫病菌によるものと診断された。被害株からの分離菌はテッポウユリへの接種により病徴を再現し,再分離された。分離菌はその性状からPhytophthora megasperma Drechslerと同定された。本菌によるテッポウユリの病害は未記載である。
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