日本植物病理学会報
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オオムギのうどんこ病に対する抵抗性に果たす表皮と葉肉の役割
Henry NELSON白石 友紀奥 八郎
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1989 年 55 巻 2 号 p. 156-160

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抄録

オオムギのうどんこ病抵抗性における表皮と葉肉の役割を調べるために,抵抗性を異にする品種の裏面表皮を剥離し他の品種の葉肉上に置いて交換して,うどんこ病菌を接種し,感染率を比較した。その結果,表皮が主として抵抗性を担っていて,葉肉は補助的な役割を果たしているようであった。また,葉肉には,うどんこ病菌の感染を誘導する因子も含まれているようである。

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