近畿大学医学部小児科教室
2005 年 18 巻 1 号 p. 49-52
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シクロフォスファミドによるカクテル療法およびステロイドパルス,血漿交換療法にて改善がみられなかった重症紫斑病性腎炎に対して,シクロスポリンおよびレニン,アンギオテンシンII, アルドステロン系に作用するトリプルブロッカーを用いることで蛋白尿の減少が認められた1女児例を経験した。尿所見の改善だけでなく,組織学的所見にても改善が確認されたことから,重症紫斑病性腎炎に対して有効な治療法である可能性が考えられた。
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