県立広島病院小児科
県立広島病院看護部ME室
2005 年 18 巻 2 号 p. 85-89
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難治性ネフローゼ症候群で過凝固状態の1歳,男児の浮腫管理目的で,体外循環による限外濾過を施行した。十分な流量の得られるブラッドアクセスの確保が困難で,脱血速度5ml/分で行わざるを得なかった。そのような回路内凝血のリスクの高い体外循環療法を施行するに際して,アンチトロンビンIII製剤の補充,nafamostat mesilateとヘパリンの併用,全血活性化凝固時間を参考としたヘパリンのbolus投与が有用であった。
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