日本農村医学会雑誌
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原著
当院におけるHER-2の検出状況
池田 聡永田 千草鈴木 恵子
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2014 年 63 巻 2 号 p. 99-104

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抄録
 乳癌, 胃癌を対象に, 分子標的薬トラスツズマブの適応を調べるため行なわれるHER-2検査の当院における検出状況を集計し, その傾向を明らかにした。HER-2の発現は手術標本に比べて生検標本を材料にした場合, 陽性率が高くなった。胃癌においては, 組織学的に乳頭腺管型の癌でHER-2の陽性率が高く, 乳癌と比較してスコア2の症例でFISH陽性となる確率が高いことなどが明らかになった。また試験的に調べた結果, 大腸癌では高発現例の頻度は低いこともわかった。
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© 2014 一般社団法人 日本農村医学会
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