金沢大学理学療法部
金沢大学医療技術短期大学部
1987 年 24 巻 2 号 p. 117-119
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臭化メチル中毒により企図・動作性ミオクローヌスをきたした症例に対し単純な反復運動訓練を施行した.その結果,訓練効果が一時的にみられ,所要時間の短縮,動作パターンの改善傾向がみられることがわかった.しかし,その効果は持続せず,短時間の休息で元の状態に戻り,精神的緊張が加わるとかえってミオクローヌスが増悪することが観察された.このため運動機能,ADLの改善を図ることは困難であったが,反復訓練によるリラクセーションがリハビリテーションアプローチの糸口となることが思惟された.
The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine
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