リハビリテーション医学
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筋出力特性に注目した新しい筋力評価の試み
最大筋力発揮関節角度と角速度との関係から
宮下 智
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1998 年 35 巻 4 号 p. 223-229

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抄録
従来,筋力評価に関する研究は等速性筋力測定装置を用い,ピークトルク値を比較検討することが多かった.しかし,筋力の強い者が必ずしも怪我に強いとは言いきれない側面が近年指摘され,測定項目や方法についての問題提起がなされている.そこで本研究は膝関節屈曲伸展運動時,ピークトルクを発生する時の関節角度と角速度の関係に注目し,最大筋力を発揮する際の過程を探った.対象は現役スポーツ選手,男子10名(26.7±3.9歳),女子18名(20.1±2.8歳).その結果,ピークトルクを発揮する時は,男女に関係なく,関節角度と角速度の有意な相関関係の上に筋出力されることがわかった.このことはピークトルクがどの関節角度で,どの角速度上で発揮されているかを明らかにするものであり,この結果から具体的な運動処方につなげることができる新しい筋出力特性の評価法であると結論した.
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© 社団法人 日本リハビリテーション医学会
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