The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine
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特集『嚥下障害パンデミックに挑む最新リハビリテーション医学・医療』
摂食嚥下リハビリテーション治療のためのチーム医療
木村 百合香齋藤 真由
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2021 年 58 巻 1 号 p. 41-47

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抄録

摂食嚥下障害診療は医師(主治医・リハビリテーション科医・耳鼻咽喉科医),歯科医師,言語聴覚士,理学療法士,作業療法士,看護師,薬剤師,その他多くの医療職が関与し円滑なチーム医療を行うことで初めて成り立つ.チームの構築には「テクニカルスキル」「ノンテクニカルスキル」の両面からのアプローチが求められる.2020年度の診療報酬改定では,摂食機能療法において,摂食嚥下機能に障害のある者に対する多職種チームによる介入を評価する「摂食嚥下支援加算」が新設されたことから,各施設において摂食嚥下障害診療のチーム医療への積極的な参加が望まれる.

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© 2021 公益社団法人 日本リハビリテーション医学会

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