日本大学医学部第1内科学教室
日本大学医学部第3内科学教室
日本大学医学部耳鼻科
大宮赤十字病院耳鼻科
1992 年 30 巻 4 号 p. 684-688
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30歳, 女性. Heerfordt 症候群 (完全型) で発症し, ステロイド投与により軽快. ステロイド中止後, 肝脾腫と血性胸腹水が出現し, 血清ACEの高値, 胸腹水中ACE, OKT4/OKT8の高値, ツベルクリン反応陰性などから, サルコイドーシスによるものと考え, ステロイドの再投与を行い軽快した. サルコイドーシスで, 血性の胸腹水を認める症例は極めて稀であり, 若干の考察を加え報告した.
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