541. 超音波画像の三次元表示(応用撮影-7 超音波検査技術・画像表示)

抄録

超音波検査を行う場合、術者本人はある程度の立体的位置関係を構築し易いが、腫瘍の数が複数になったり、一方向でしか撮影出来ない場合数枚のPrint outされた画像だけでは、第三者に理解してもらい難いことがある。そういった時、今回行ったように三次元画像を付加する事により、立体的位置関係の把握に有用であり、その他、手術範囲の決定及び臓器の腫大率の判定等に利用でき、超音波検査の短所とされている再現性の問題もある程度改善されるものと考える。