日本臨床外科学会雑誌
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症例
両側異時性多発葉状肉腫の1例
谷川 富夫宮本 裕士阿部 道雄蓮尾 友伸土手口 幸
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キーワード: 葉状腫瘍, 悪性, 両側性
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2009 年 70 巻 4 号 p. 998-1001

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抄録
症例は58歳,女性.左乳房に腫瘤を自覚し来院,生検にて非腫瘍性病変(乳腺症)と診断され,その後,腫瘤が増大するため2年後に受診し,生検にて,葉状腫瘍と診断された.手術後,悪性葉状腫瘍と診断された.3年の経過観察後,自己判断にて終診となる.それから,2年半後に,対側乳房に腫瘤を認め,細胞診にて,線維肉腫様の細胞を認め,悪性葉状腫瘍と術前診断され,手術が実施された.異時性・両側性の悪性葉状腫瘍の報告は極めて稀であり,ここに報告する.
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© 2009 日本臨床外科学会
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