日本臨床外科学会雑誌
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臨床経験
腹腔鏡併用下経皮内視鏡的胃瘻造設術を施行した3例
饗場 正明柿沼 臣一山崎 穂高沼賀 有紀須藤 雄仁竹吉 泉
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2010 年 71 巻 2 号 p. 364-368

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抄録
成人3症例に対して腹腔鏡併用下経皮内視鏡的胃瘻造設術を施行した.2例は重症心身障害者で1例は認知症が進行した高齢者であった.経皮内視鏡的胃瘻造設術では,側彎症などの骨格系の異常や胃と腸管の位置関係の異常により腸管を誤穿刺する可能性があった.腹腔鏡を用いることで腹腔内を直接観察し,腸管や肝の誤穿刺を確実に回避し安全に胃瘻を造設できた.腹腔鏡併用下経皮内視鏡的胃瘻造設術は経皮内視鏡的胃瘻造設術が困難な場合に開腹胃瘻造設術へ移行する前に選択される治療法の一つと考えられた.
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© 2010 日本臨床外科学会
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