日本臨床外科学会雑誌
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症例
気管との瘻孔を形成していたと思われる頸部気管支原性嚢胞の1例
佐藤 公治鈴木 康弘山崎 成夫岡安 健至細川 正夫藤田 昌宏
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2010 年 71 巻 6 号 p. 1434-1439

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抄録
症例は34歳,男性.右頸部に感染を繰り返す嚢胞を認め,ドレナージや抗生物質での改善が認められないため,精査目的に当院紹介となる.術前検査にて嚢胞と気管との瘻孔形成を伴う頸部気管支原性嚢胞が強く疑われた.手術・病理学的所見から気管支原性嚢胞と診断した.術後の経過も順調で,術後2年の現在のところ再発の所見を認めていない.頸部に発生し,気管と瘻孔を形成する気管支原性嚢胞は比較的稀であるので報告する.
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© 2010 日本臨床外科学会
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