西宮協立脳神経外科病院外科
2010 年 71 巻 7 号 p. 1837-1841
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患者は69歳の女性.平成12年に胆石症のため腹腔鏡下胆嚢摘出術を受けている.平成19年,スクリーニングの上部消化管内視鏡検査にて十二指腸球部に粘膜下腫瘍を認めた.各種検査の結果,原発性または転移性十二指腸癌の診断の下,手術を施行した.最終的に病理組織学的検査で,遺残胆嚢管癌と確定診断を得た.胆嚢摘出後の遺残胆嚢管癌はまれな病態であり,われわれはその1症例を経験したので文献的考察を加えて報告する.
日本臨床外科学会雑誌
日本臨床外科医会雑誌
日本臨床外科医学会雑誌
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