日本臨床外科学会雑誌
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症例
十二指腸憩室穿孔の1例
今村 一歩中島 弘治平原 正隆森内 博紀円城寺 昭人
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2011 年 72 巻 2 号 p. 371-374

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抄録
症例は63歳,女性.主訴:右上腹部痛.腹部CTにて十二指腸背側に後腹膜気腫像を認め,十二指腸穿孔による急性腹症の診断にて同日緊急手術を行った.術中所見にて十二指腸憩室穿孔を認めた.憩室穿孔部を大網にて被覆し十二指腸減圧チューブを留置した.術後に再穿孔をきたしたが,十二指腸減圧チューブからの持続ドレナージにて治癒した.十二指腸憩室穿孔はまれで診断および治療法選択に苦慮するが,術後合併症を考えた適切な治療法の選択が重要と考えられた.
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© 2011 日本臨床外科学会
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