日本臨床外科学会雑誌
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症例
16年を経て肺転移をきたした腸間膜腫瘍の1例
神尾 一樹西井 鉄平荒井 宏雅河内 香江乾 健二益田 宗孝
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2012 年 73 巻 4 号 p. 1013-1016

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抄録
症例は84歳,男性.胃癌の術前検査として行われた胸部CTで,両肺の小結節影を指摘された.良性肺腫瘍の疑いで経過観察されたが増大傾向を認めたため,診断と治療を目的に胸腔鏡下左肺部分切除術を行った.病理組織学的には紡錘形細胞を主体とした腫瘍であり,16年前に手術既往のある腸間膜腫瘍の肺転移と診断した.現在,特に臨床症状無く,外来で経過観察中である.長期間を経て顕在化した転移性肺腫瘍を経験したので,文献的考察を交えて報告する.
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© 2012 日本臨床外科学会
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