北海道がんセンター消化器外科
北海道がんセンター呼吸器外科
2012 年 73 巻 6 号 p. 1472-1476
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症例は51歳,女性.2年前に肺癌にて胸腔鏡補助下右肺中葉切除を施行された既往があった.術後1年半より血中CEAの上昇を認め精査を受けていた.術後2年の時点で腹痛,腹満感が出現し結腸転移の診断に至った.待機的に右半結腸切除術を施行した.肺癌の消化管転移は高度進行状態が多く,手術適応がないことも多い.今回われわれは,待機的手術にて切除しえた1症例を経験したので文献的考察を加え報告する.
日本臨床外科学会雑誌
日本臨床外科医会雑誌
日本臨床外科医学会雑誌
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