日本臨床外科学会雑誌
Online ISSN : 1882-5133
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症例
胃全摘後Roux-Y吻合部膜様狭窄により輸入脚症候群をきたした1例
石垣 和彦道清 勉遠藤 俊治奥山 正樹福地 成晃西嶌 準一
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2012 年 73 巻 8 号 p. 1950-1953

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抄録
症例は65歳,男性.2010年10月初旬,胃癌に対して胃全摘術・Roux-Y(以下R-Yと略す)再建を施行した.11月下旬,朝食後右上腹部痛が出現し,来院,CTにて輸入脚の拡張を認め,R-Y吻合部狭窄による輸入脚症候群を疑い,再開腹術を施行した.挙上空腸と横行結腸が腹壁と強固に癒着し,蛇行を認めた為に癒着剥離を行い,術中,経口的内視鏡を術者が用手的にR-Y吻合部まで進め,R-Y吻合部膜様狭窄の内視鏡的バルーン拡張術を施行した.術後1年6カ月の現在まで再狭窄は認められていない.
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© 2012 日本臨床外科学会
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