日本臨床外科学会雑誌
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症例
直腸神経鞘腫の1例
鈴木 雄飛平山 一久金井 俊和池松 禎人西脇 由朗小澤 享史
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キーワード: 直腸, 粘膜下腫瘍, 神経鞘腫
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2016 年 77 巻 5 号 p. 1177-1182

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抄録
症例は76歳,女性.2カ月前に失神のため他院に入院した.CT検査で直腸に腫瘤を認め,当院に紹介された.精査により直腸粘膜下腫瘍を認め,リンパ節腫大もあることからリンパ節転移を伴う直腸カルチノイドを疑い,低位前方切除術(D3郭清)を施行した.病理診断は直腸神経鞘腫であり,リンパ節転移はなかった.本疾患の術前診断は難しく,疑った場合は悪性の神経鞘腫としてリンパ節郭清を含めた手術を考慮すべきである.
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© 2016 日本臨床外科学会
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