日本臨床外科学会雑誌
Online ISSN : 1882-5133
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原著
肝胆膵癌における血中galectin-3の意義
志村 龍男柴田 昌彦小船戸 康英石亀 輝英岡田 良木村 隆見城 明丸橋 繁大木 進司河野 浩二竹之下 誠一
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2017 年 78 巻 4 号 p. 633-637

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抄録
背景と目的:諸種の癌で血中galectin-3 (以下,gal-3)濃度上昇が報告されている.本研究では肝胆膵癌患者における意義を検討する.対象と方法:血液中gal-3,interleukin(以下,IL)-6,vascular endothelial growth factor(以下,VEGF),soluble intercellular adhesion molecule(以下,ICAM)-1,granulocyte colony stimulating factor(以下,GCSF)を測定し,サイトカイン産生能,炎症指標と比較した.結果: gal-3濃度は癌患者で有意に上昇しており,VEGF,sICAM-1,GCSFおよび炎症指標と正の相関を認め,IL-12産生能と負の相関を認めた(P < 0.05).結論:血中gal-3は血管新生因子,炎症を介して癌進展に関与している可能性がある.
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© 2017 日本臨床外科学会
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