日本臨床外科学会雑誌
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綜説
ヘルニア日帰り手術の現況と展望
執行 友成
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2017 年 78 巻 5 号 p. 893-904

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抄録
鼠径ヘルニアは良性疾患外科治療では最も多く行われる手術である.日帰り手術により医療費削減へ大きな効果が立証されている.日帰り手術では合併症や再発を起こさない術式選択と麻酔法が重要であり,準備とスタッフ教育が必要である.
外科医離れの原因は過酷・低賃金・やり甲斐と言われるが,日帰り手術にはこれらを払拭できる可能性があり,若き医師,特に女性医師の外科医への道導となり得る.鼠径ヘルニア手術は日帰り手術に限らず,誰でも,何処でも,何時でも可能で,合併症や再発率の少ない鼠径部切開法を第一選択とすべきである.
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© 2017 日本臨床外科学会
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