日本臨床外科学会雑誌
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原著
術前平均赤血球容積はStage II大腸癌切除例の予後予測因子である
細井 敬泰, 湯浅 典博, 竹内 英司, 後藤 康友, 三宅 秀夫, 永井 英雅, 吉岡 裕一郎, 宮田 完志
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2017 年 78 巻 5 号 p. 905-915

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抄録
目的:Stage II,III大腸癌治癒切除例において術前血液検査の中から,無再発生存率(RFS)と関連する因子を明らかにする.対象:当科で治癒切除が行われ病理組織学的にStage II,IIIと診断された907例.方法:年齢,性別,腫瘍の占居部位,組織型,Stage,術後補助化学療法,術前血液検査について検討した.結果:多変量解析でRFSと有意な関連を認めた因子はStage(p<0.0001),平均赤血球容積(MCV)(p<0.0057)であった.MCV 80-100flを基準とすると,MCV<80flのハザード比は0.49(p=0.0014)であった.RFSをStage別に検討すると,Stage IIではMCV<80flで有意に良好で(p=0.002),Stage IIIではMCV<80flで良好な傾向にあった(p=0.103).結論:MCVはStage II大腸癌治癒切除例における予後予測因子であった.
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© 2017 日本臨床外科学会
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